前期授業が始まって2ヶ月。3年生になって感じた学生生活や学習環境の変化についてお聞きしました。また、現在制作中の作品をチラ見せしていただきました。
(2025年度 常葉大学 造形学部 3年生 Iさん・Fさん・Yさん)
インタビュー実施日: 2025年5月28日(水) at 常葉大学 瀬名キャンパス
3年生の大学生活
【インタビュワー】
デザインノードの時間でございます。3年生のみなさん、お久しぶりでございます。そんなに久しくもないか(笑)。では、まずみなさんにお聞きしたいのは、3年生になって、5月が終わろうとしています。2ヶ月が経ちました。皆さんの生活はどんなふうに変わったか。気持ちも変わったな、ということがあれば教えてください。
【Yさん】
はい、じゃあ私からいきます。2年生のときはめちゃくちゃ忙しくて、課題もすごい出た(笑)。実技課題が常にあって、レポート課題にも追われてという状態だったんです。3年生は就活があるけど、履修登録の講義数が減って、それなりに自分の時間ができるようになったという感じです。一つの講義に対して、すごく全力になれるようになったのが一番変化。
【Fさん】
私も同じで、2年生のときは火・水・木と実技授業(3・4限の2コマ連続授業)があって。各授業で重ための課題がでている状態だったので、私生活がほぼないみたいな(笑)。課題で1日が終わっちゃうみたいな状態から、3年生では全休(= 授業がない日)も取れる日が出てきてそれなりに休める。就活の時間になっちゃうんですけど、休みの時間もとれるようになった気がします。
【Yさん】
3年生になったら忙しさは改善されるって話だから、今後は大丈夫なんじゃないかな(笑)。
【Iさん】
私はあまり生活が変わっていない気がしている。授業の数は減ったんですけど、午前中(1・2限の2コマ連続授業)になったじゃないですか。夜早く寝ないと朝起きれなくなってしまうので、そのぶん疲れが溜まりがちになった。寝る時間がバラバラになってしまって。あと、個人的に運転免許を取っているところなので、それに時間がちょっと取られてて。忙しさレベルで言うなら、あまり変わってない。
【インタビュワー】
2年生のときは、基本的に月〜木の3・4限は実習系の授業があり、課題がいっぱいでる。しんどかった? ごめんね。
【Iさん・Fさん・Yさん】
(大笑い)
【インタビュワー】
その中でも、私の授業(2年前期の『webデザイン1A』)は課題が多いことで有名な授業でございまして…
【Iさん・Fさん・Yさん】
でも矢部先生の授業はまだ楽しかった(笑)。意欲的に取り組めてました(笑)。楽しかったよね(笑)。
課題によっては、期限を延ばしてもらったりしてもらえたので(笑)。

【インタビュワー】
そういうところから、3年生になって、そもそも月〜木の2コマずつっていう実技授業じゃなくなって。例えば週2とかじゃんね。それがそれが午前中になりました。ではみなさん、午後は何をして過ごしているんですか?
【Yさん】
私は講義を入れている日もあるんですけど、基本的に自分のやりたいことを、学びを深めるためにというか。個人的に After Effects(モーショングラフィックスやVFXを作成するソフト)をやりたくて、それをちまちま進めている状態です。YouTube見ながら、こういう感じか、みたいな。
【インタビュワー】
自分の時間だけど、制作スキルを勉強する時間に当てている感じかな?なるほど。
【Fさん】
基本的に何かしら授業(キャリア系)が入ったりとか、自分の趣味の時間に当てられるとかはないかも。空いてるとバイト入れちゃうよね(笑)。か、課題…。課題かバイトかみたいな。
【Yさん】
課題の一つひとつが重いんだよね。
【Iさん】
私も同じで、課題かキャリアの授業。あとは運転免許の勉強したり、教習所で運転したり。それが大変(笑)。
【インタビュワー】
生活がそんなに大きく変わる感じでもないんだね
【Yさん】
でも1個の課題にめちゃくちゃ集中できるようになったのは、すごい違いだと思います。なんかこうちょっと前まで本当は手をかけたいのに全然かけれなくて。微妙なまま、次。微妙なまま、次って。ポートフォリオにも載せれないし、実力もすごい伸びたかっていわれると…みたいになってしまうところが多かったんですけど、それが少ないかもしれないです。
取り組んでいる作品
【インタビュワー】
そんななか、今どんな勉強して、何を作っているのか。っていうのを、チラッと見せていただきたいんですけど。
【Yさん】
はい。午前中の授業(洞口先生が担当する『メディアデザインA/B』)でやってる制作。
【Iさん】
「食」「コミュニティ」「IT」「災害」「スポーツ」のなかからキーワードをひとつ選んで、それをテーマに作品を作る。
【Yさん】
私は「食」を選んで「お菓子の売り上げを上げる」というコンセプトで作品…コマーシャルみたいなのを作りたくて制作している最中です。今はコンセプトアートみたいなのを書いていて、実際に写真を撮って、トレースして、今下書きがこんな感じで。お菓子に一言メッセージを添えて「ロッテのお菓子でちょっと胸キュン」みたいな作品を作ってます。
あとは個人的に After Effects の基礎をやれるように。音の波形とか、あと背景のふわふわみたいなのができるように、モーショングラフィックスみたいなのをやってます。

【一同】
すばらしい。拍手。パチパチパチパチ
【Fさん】
私も「食」を選びました。和菓子って世界では人気なのに、日本の若者には人気がないと感じました。和菓子を広めようということで、和菓子とコスメをテーマにポスターを制作しています。

【Yさん・Iさん】
かわいい。パチパチパチパチ
【Iさん】
私はテーマが「隠れている地元の魅力再発見(コミュニティ)」です。地元に住んでいると、多くの人が「地元には何もない」とか「誇れるものがない」とおっしゃいます。住んでいれば自分の部屋のように居心地の良いものがある。そういうものを再発見して欲しいという思いで、富士市・富士宮市・沼津市を題材に「部屋 = ミニチュアフィギュア」を作り、カプセルトイとして販売するのできるものを最終目的にしています。
今作っているのは富士市の「竹かぐや」というものです。富士市の中学校では美術の授業で竹に穴をあけてランタンを作り、お祭りに出すという活動をしています。それをモチーフにした小物をデザインしています。

【一同】
パチパチパチパチ
【インタビュワー】
私の授業(webデザイン1A)など、2年生までの授業は「新しくこんなことができるようになった」というものが多いけど、3年生になると合わせ技というか、1・2年生で学習してきたものを持ち寄りながら、与えられたテーマについて作り込みも深める。という感じのことをやってるんだ。
【Iさん・Fさん・Yさん】
そうですね。

ここまでの手応え
【インタビュワー】
いやすごいじゃん。手応えはどうなのかな?
【Yさん】
うーん。手応えとしては、もっとやりたいし、もっと時間も欲しいし。
【インタビュワー】
もっとやりたいっていうのは、もっと深く突き詰めたいのか、もっといろいろなことに取り組みたいなのか。
【Yさん】
私は…、いろいろなものをつついて食べてる感じなので、経験ばかり先走って、知識と技術が向上してない状態なんです。なので、とりあえず今は After Effects とかアニメーションとかイラストとか、とりあえず絞ってその技術を極めていくっていうので「もっとやりたい」ですね。
【Fさん】
私は「広くいろいろなことに取り組みたい」というのが大きいです。私はひとつ興味があることができると、それだけに集中してしまって、他のことに興味がなくなってしまうので。もうちょっと(幅広く)欲しいなと言うのはあります。
【Yさん】
羨ましい。いっぱいいろんなものをつついちゃう。
【Fさん】
それができないんだよね、一個に集中しちゃって。
【Iさん】
私は一個のものに集中したいなって気持ちがある。というのは、就職関連でほかの人の話を聞く機会を持てたんですけど、みんなスゴいことやってるんだよねぇ(苦笑い)。それを聞くと、今自分が持っていることを強く押し出すには、もっと深めないとという思いがあって。だから今は一つのものに集中して、ほかの人に劣らない何かを得たいなぁというのが今の気持ちです。
【Yさん・Fさん】
たしかに。わたしも同じ。
(2025年6月11日公開予定の「3年生前期の就活意識」編に続きます)
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